精工舎 2 1/2吋裏鈴ビー目覚『コメット鳩夜光』 昭和30年頃【051】〔60〕

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    背面

精工舎の2 1/2吋裏鈴ビー目覚『コメット鳩夜光』、昭和30年頃に製造された物です。
明治25年創業の精工舎(現・SEIKO/セイコーホールディングス)は国内で現存する最古の時計製造会社です。
同社は長い歴史の中で様々なタイプの柱時計や置時計・腕時計等を製造しています。

こちらの置時計は大正時代末に作られた「ウラビー」と呼ばれる小型のムーブメント(機械)からの発展形である「コメット」シリーズの一種です。
本体は渋い色合いのアンチモニ(antimony)製で、文字盤の周りや下部の台座にあたる部分には花畑を背景に翼を広げる二羽の鳩のレリーフ(浮き彫り)装飾が入っています。
背面の下部には中央に「贈」の文字と、その左右に時計を贈った4人の方の名前が彫り込まれています。

各部に経年による細かな傷やメッキ部分の痛み等はありますが、目立つような大きな傷や割れ・凹み等は無く、全体の程度としては経年なりの平均的な状態だと思います。
長短針と文字盤のインデックス(数字)は夜光塗料に少し欠落はありますが、残っている部分はきちんと蓄光・発光しますので、暗所での時刻の視認性は比較的良いです。

分解整備済みで現在±0-2分以内/日の精度で稼働しています。

サイズ/高さ:約12.3cm 幅:約14.5cm 奥行:約5.2cm
(いずれも最大部/ツマミ等含まず)
〔送料/60サイズ〕

価格:7,000

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