精工舎 ツートーン箱型柱時計 昭和30年頃【W374】〔100〕

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    振り子室

精工舎のツートーン箱型柱時計、昭和30年頃に製造された物です。
明治25年創業の精工舎(現SEIKO/セイコーホールディングス)は国内で現存する最古の時計製造会社です。
同社では長い歴史の中で様々なタイプの柱時計や置時計・腕時計等を製造されています。


こちらの時計は昭和30〜40年代には何処の家庭にも一台はあったと思われる箱型タイプの柱時計です。

外装は全体がオリーブグリーンにペイントされ、前面扉の中央部だけに『杢引き』と呼ばれる木目状のペイントが施されたツートーンカラーになっています。

大きめの文字盤は中央部分が凸型に盛り上がっています。このような形状の文字盤は置時計や腕時計では見られますが、柱時計ではあまり見られない少し変わった形状です。

インデックス(数字)や長短針はスリムで落ち着いたデザインで、時刻の視認性はとても良いです。


振り子室の窓は小さめの八角形で細い縁が付いています。
ガラス部分に井桁型に2本ずつカットラインが入っており、振り子の玉に反射する光が振り子の左右の動きに合わせてカット部分を光らせる趣のある装飾になっています。

時打は毎正時(0分)に時刻の数と毎30分に1回、やや高めのポーンポーンという軽やかで澄んだ2本の棒鈴の和音で鳴ります。

本体各部に経年による傷や染み等はありますが、目立つような大きな傷や割れ・欠け等は無く、1・2枚目の画像のように天面に吊り金具等が写り込む程の艶も残っていますので、全体の程度としては経年なりの平均的な状態だと思います。

分解整備済み、振子・巻き鍵も付属します。
精度は季節(気温)やゼンマイの巻き始めと解ける寸前でも変わりますが、きちんと調整すれば平均して±0〜2分以内/日で稼働しますので、充分日常的に使用する事が出来ます。

サイズ/高さ:約37.7cm 幅:約23.4cm 奥行:約10cm (いずれも最大部)
〔送料/100サイズ〕

価格:8,000

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