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振り子室
現在の社名は愛知時計電機株式会社で、水道メーターの製造等が中心で時計の製造はしていませんが、会社の歴史に敬意を表して昔の社名のままで現存されています。
こちらの柱時計は昭和40年前後(1960年代)には何処の家庭にも一台はあったと思われる箱型タイプの柱時計です。
前面の下端が少し細く絞られているのと、外装(扉)を木目調のシートでツートーンカラーにリメイクされているのが個性的です。
振り子室の窓の上には「Aichi Tokei」の文字を象った金属製のプレートが取り付けられています。
文字盤の枠には『AICHI TOKEI DENKI K.K.』の文字があるので『愛知時計電機株式会社』時代の昭和27年以降であり、全体の形状(箱型)や文字盤のカバーガラスが曲面な事から昭和30年代後半以降(~40年代前半頃)に製造された物と判ります。
振り子室内に昭和38年8月の日付の静岡県浜松市の時計店の保険証ラベルが残っているので、これを販売日=製造年と判断しました。
愛知時計は1964年(昭和39年)には電気式のトランジスタ掛時計を製造開始したので、この時計は機械(ゼンマイ)式としては最晩年の頃に作られた物になります。
価格:0円