精工舎 臺付ウラビー 昭和初頭頃【011】〔60〕

  • 前面

    前面

  • 正面

    正面

  • 背面

    背面

希少な精工舎の小型の目覚時計『臺(台)付ウラビー』、昭和初頭頃に製造された物です。

明治25年創業の精工舎(現セイコー)は国内で現存する最古の時計製造会社です。
同社は長い歴史の中で様々なタイプの柱時計や置時計・腕時計等を製造しています。


こちらの時計は大正時代末に作られた「ウラビー(裏鈴ビー目覚)」と呼ばれる小型のムーブメント(機械)を搭載したシリーズの一種で、金属製の台座が付いた『臺付ウラビー』という名前のモデルです。

同時期に併売されていたビー目覚や通常のウラビーよりも高価だったためか、数が少なく現在ではあまり見かけないレアな一品です。


ウラビーの特徴として、文字盤上にはアラーム時刻を示す目安針が無く、背面の小さな窓から覗く円盤を回して時刻をセットします。


各部に経年による傷や錆、文字盤のシミ汚れ等の痛みはありますが、目立つような大きな傷や割れ・凹み等は無く、本体と台座部分のメッキも綺麗に残っていますので、全体の状態としては比較的良いレベルだと思います。


分解整備済みで現在±0-2分以内/日の精度で稼働しています。

サイズ/高さ:約8cm 幅:約8.2cm 奥行:約5cm
(いずれも最大部/ツマミ等含まず)
〔送料/60サイズ〕

価格:8,000

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