精工舎 数回打目覚 INTER-MITTENT(初期型) 大正時代後半【117】

  • 前面

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  • 正面

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  • 背面

    背面

  • 当時のカタログから

    当時のカタログから

非常に希少な精工舎の初期型数回打目覚(INTER-MITTENT)、大正時代後半頃に製造された物です。

明治25年創業の精工舎(現・SEIKO/セイコーホールディングス)は国内で現存する最古の時計製造会社です。
同社は長い歴史の中で様々なタイプの柱時計や置時計・腕時計等を製造しています。


こちらの時計は『数回打目覚』と呼ばれるタイプの目覚まし時計です。

「数回打(INTER-MITTENT)」とは、アラームのベル音が10数秒程鳴ってから一旦止まり、数十秒経過後にまた10数秒程鳴る…と繰り返す機能の事です。
当時の販売価格は併売されていたヘソ目(ヘソ型目覚)の約1.5倍もした高級品だったようです。

文字盤は茶色く変色しがちな紙製ですが、こちらの時計は所々に汚れはあるものの全体的には元の白さがしっかりと残っています。
文字盤自体のサイズも大きめなので時刻の視認性も良いです。
流麗なインデックス(文字盤の数字)のデザインや、他機種には見られない剣のような意匠の針も非常に格好良いと思います。

各部に経年による傷や錆、メッキの痛み等はありますが、目立つような大きな傷や割れ・凹み等は無く、全体の程度としては平均よりも良い状態だと思います。


分解整備済みで現在±0-2分以内/日の精度で稼働しています。

サイズ/高さ:約12.3cm 幅:約11.8cm
    奥行:約7.5cm
(いずれも最大部/ツマミ・リング等含まず)

価格:0

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