精工舎 スリゲル二十八號 昭和初期頃【W295】

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    文字盤

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    振り子室

精工舎の小型の柱時計『スリゲル二十八號』、昭和初期頃に製造された物です。
明治25年創業の精工舎(現セイコー)は国内で現存する最古の時計製造会社です。
同社では長い歴史の中で様々なタイプの柱時計や置時計・腕時計等を製造されています。

こちらの柱時計は「座敷時計」とも呼ばれる小型の柱時計の中の『スリゲル二十八號』というタイプです。
※「スリゲル」とは、縦長の長方形の本体の正面の扉部分が大きな一枚の硝子窓になっていて、本体の上下に擬宝珠(ぎぼし)等の装飾が入り、さらに側面にもムーブメント(機械)が見られる硝子窓が入った柱時計のタイプの一種です。
スリゲル型の中でも小型の物は大型の物に比べて擬宝珠や彫刻等の装飾や側面の窓が無い等シンプルなデザインの物が多いようです。

前面扉の上側は文字盤に合わせてアールを描き、文字盤の横で一旦絞られた後に下側に向かって緩やかに広っています。
扇型の振り子室の硝子窓に重なった網目状の装飾も含め、正面は全て曲線で構成されているという非常に個性的な意匠で、精工舎の大正時代末〜昭和初頭頃のレトロモダンな雰囲気を存分に纏った逸品です。
文字盤は純正のデザインを忠実に再現した再生品に交換してあります。

また、こちらのムーブメント(機械)は振り竿の軸が中央から向かって僅かに右側にあるので、振り子を掛けると中央から向かってやや右側に振り子の玉が来ます。
それこそがムーブメントを換えられる事なく、オリジナルのまま残っている証拠です。

時打は正時(0分)の時刻の数、やや高めの「ゴーンゴーン」というよく響く音色で鳴ります。

各部に経年による傷や表面の荒れ等の痛みは見られますが、目立つような大きな傷や割れ等は無く、画像のように天面に吊り金具等が写り込む程の艶も残っていますので、全体的な程度としては比較的良い状態だと思います。

分解整備済み、振子・巻き鍵も付属します。
精度は季節(気温)やゼンマイの巻き始めと解ける寸前でも変わりますが、きちんと調整すれば平均して±0から2-3分以内/日で稼働しますので、充分日常的に使用する事が出来ます。

サイズ/高さ:約46.8cm 幅:約27.2cm
    奥行:約11cm (いずれも最大部)

12,000円

在庫あり
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