置/掛兼用型 木枠付小型時計『KINDER』 昭和初期頃【W280】

  • 前面

    前面

  • 正面

    正面

  • 背面

    背面

  • 掛型で使用時の掛け金

    掛型で使用時の掛け金

置/掛兼用型の木枠付小型時計『KINDER』、昭和初期頃頃に製造された物です。

製品名の『KINDER』は英語(=kindの比較級)ではなく、ドイツ語の「子供達(※英語のchildren)」の方だと思われます。

文字盤の下部に「MADE IN JAPAN」の文字がありますが、メーカーは不明です。

ムーブメント(機械)全体の造りや、小型の時計では戦後にはあまり見られない鍵巻きである事から、製造年代を昭和初期頃と推定しました。


こちらの時計は背面に小さな脚と掛け金を共に備えており、置時計としても掛時計としても使用できる兼用型です。

本体前面は小型の額縁のような装飾の入った正方形の木枠が装着され、文字盤の周囲は不規則な凹凸のある銀紙に囲まれていて、とても高級感を感じさせる造りになっています。

木枠の背面には巻き鍵を収納する為の金具も装備されています。

風防(文字盤のカバーガラス)は凸面になっており、直線的な木枠との対比も美しく上品な印象を持てる一品です。


各部に経年による傷や木枠の左上部分に小さな欠け、文字盤の染み等の痛みはありますが、目立つような大きな傷や割れ・欠け等は無く、ケースのメッキ部分の痛みは少ないので、全体的な程度としては平均よりもやや良い状態だと思います。

分解整備済みで現在±0-2分以内/日の精度で稼働しています。

サイズ/高さ:約14cm 幅:約14cm
    奥行:約6.8cm (いずれも最大部)

価格:8,000

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