メーカー不明 半丸型柱時計 昭和初期頃【W371】〔100〕

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    文字盤

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    振り子室

メーカー不明のやや小型サイズの半丸型柱時計、昭和初期頃に製造された物です。

こちらの時計は基本形が箱型で天面が文字盤に合わせるように丸くなった半丸型と呼ばれる(※)タイプの柱時計です。

(※他にもルーフ型・アーチ型・アール型等様々な呼び方があるようです)

文字盤は補修用の紙製に貼り替えられており、ムーブメント(機械)にも特に刻印等がありませんでしたので、メーカーは不明です。


文字盤は精工舎の座敷時計と同じ五吋(5インチ)で、全体的に小さなサイズになっています。

縦に2本の柱が入って三分割されている振り子室のガラス窓は、前面扉の下端のデザインを反転させたような形状になっており、デザイン上のアクセントになっています。

本体のペイントは一度細かく塗った後に筆で表面の色を点々と削り落としたような非常に独特な模様で、後の舘本時計にも通じるような個性的な雰囲気を醸し出しています。


各部に経年による傷やペイント剥がれ等の痛みはありますが、目立つような大きな傷や割れ・欠け等は無く、全体の程度としては経年なりの平均的な状態だと思います。

時打は毎正時(0分)に時刻の数、やや高めのコーンコーンというとてもよく通る音で鳴ります。

分解整備済み、振子・巻き鍵も付属します。
精度は季節(気温)やゼンマイの巻き始めと解ける寸前でも変わりますが、きちんと調整すれば平均して±0〜2分以内/日で稼働しますので、充分日常的に使用する事が出来ます。

サイズ/高さ:約40cm 幅:約20.3cm 奥行:約9.7cm (いずれも最大部)
〔送料/100サイズ〕

価格:10,000

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