精工舎 スリゲル十三號 昭和初頭頃【W369】〔100〕

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    振り子室

精工舎の小型の柱時計『スリゲル十三號』、昭和初頭頃に製造された物です。
明治25年創業の精工舎(現セイコー)は国内で現存する最古の時計製造会社です。
同社では長い歴史の中で様々なタイプの柱時計や置時計・腕時計等を製造されています。

こちらの柱時計は「座敷時計」とも呼ばれる小型の柱時計の中の『スリゲル十三號』というタイプです。
※「スリゲル」とは、縦長の長方形の本体の正面の扉部分が大きな一枚の硝子窓になっていて、本体の上下に擬宝珠(ぎぼし)等の装飾が入り、さらに側面にもムーブメント(機械)が見られる硝子窓が入った柱時計のタイプの一種です。
スリゲル型の中でも小型の物は大型の物に比べて擬宝珠や彫刻等の装飾や側面の窓が無い等シンプルなデザインの物が多いようです。

本体の上部に屋根の庇のような装飾が付いた『宮型』と呼ばれるタイプの柱時計です。
上部の庇の中央には木彫りの装飾、前面扉の左右には波状の装飾が入り、小さめサイズながらも存在感のある、精工舎の大正時代末〜昭和初期頃のレトロモダンな雰囲気を感じさせる一品です。
この時期特有の豪華な印象を感じる意匠の長短針と、インデックス(数字)部分がリング上にやや膨らんだ文字盤との組み合わせは時刻の視認性が非常に良いです。


また、こちらのムーブメント(機械)は振り竿の軸が中央から向かって僅かに右側にあるので、振り子を掛けると中央から向かってやや右側に振り子の玉が来ます。
それこそがムーブメントを換えられる事なく、オリジナルのまま残っている証拠です。

時打は正時(0分)の時刻の数、やや高めの「ゴーンゴーン」というよく響く音色で鳴ります。

各部に経年による傷や文字盤の擦れ等の痛みは見られますが、目立つような大きな傷や割れ等は無く、本体の木目や振り子室の窓の金彩文字もよく残っており、全体的な程度としては平均よりも良い状態だと思います。

分解整備済み、振子・巻き鍵も付属します。
精度は季節(気温)やゼンマイの巻き始めと解ける寸前でも変わりますが、きちんと調整すれば平均して±0から2-3分以内/日で稼働しますので、充分日常的に使用する事が出来ます。

サイズ/高さ:約47.3cm 幅:約25.2cm
    奥行:約11cm (いずれも最大部)
〔送料/100サイズ〕

価格:0円

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