KAISER(ドイツ) ミニスクエアタイプ 1940~50年代頃【083】〔60〕

  • 前面

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    正面

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    背面

ドイツ・KAISERの小さなスクエアタイプの目覚時計、1940~50年代頃に製造された物です。
KAISER社(KAISER UHREN FABRIK)は1922年にドイツ時計産業の中心地であるSchwarzwald(シュヴァルツヴァルト=黒い森)地方のVillingenで創業された時計製造メーカーです。
装飾性の高い柱時計や置時計を製造していましたが、半世紀後の1973年に解散しています。

こちらの時計はとてもシンプルなデザインのスクエアタイプです。
一切の無駄が無いオーソドックスなデザインにドイツらしさを感じます。
サイズも小さいのでデスクの片隅やちょっとした隙間のスペース等、置く場所を選ばず使用できると思います。

文字盤下部には「MADE IN GERMANY」の文字が入っていますので、製造年代を1940〜50年代と推定致しました(※)。
※ドイツで作られた製品は、基本的には戦後から再統一までの間は東ドイツ製品には「GDR(German Democratic Republic)」、西ドイツ製品には「DDR(Deutsche Demokratische Republik)」の表記が入りますが、1950年代まではまだ「GERMANY」表記の物もあります。
また、ムーブメント(機械)には「51」の文字の刻印がありましたが、これが製造年を表すものかどうかは不明です。

各部に経年による傷やメッキの痛み等はありますが、目立つような大きな凹みや割れ・歪み等は無く、全体としては比較的良い状態だと思います。
長短針・文字盤の蛍光塗料も多少の痛みはあるものの生きているので、暗所での時刻の視認性もまずまずです。

分解整備済みで現在±0-2分以内/日の精度で稼働しています。

サイズ/高さ:約8.1cm 幅:約8.1cm 奥行:約4cm
(いずれも最大部/ツマミ等含まず)
〔送料/60サイズ〕

価格:6,000

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