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MAUTHE社の創業は1844年、ドイツ南部のSchwenningen(シュヴェニンゲン)で時計部品の製造工場から始まり、1860年代からは独自で時計の製造を始めました(1976年に解散)。
豪華なホールクロックやマントルクロックで知られていますが、20世紀以降は小型の置時計や晩年にはトランジスタ式のムーブメントを使った掛時計等も製造していたようです。
こちらの掛時計は本体がややクリームがかった白の陶器製で、下側が少し幅が狭い逆台形の形状になっています。
文字盤は黒に近い濃いブラウンで12時/6時のみ極細の数字が入り、その他はバーインデックスのみのシンプルで洗練されたデザインです。
装飾性の高い長短針と、アールを描く風防(文字盤のカバーガラス)の枠と針の中心部のゴールドもよく馴染んでおり、時刻の視認性もとても良いので掛ける場所を選ばずに楽しめそうな美しいデザインの一品です。
文字盤に『ELECTRIC』の文字がある事から元々のムーブメント(機械)は自社製のトランジスタだったと思われるのですが、後年にSKP製の電気式のクォーツムーブメント(機械)に換装されています。
価格:0円