Engstler(ドイツ) 木製小型鳩時計 1970年代以降【W262】

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    本体

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    振り子・錘

ドイツ・Engstler(エングストラー)の木製小型鳩時計、1970年代以降に製造された物です。
Engstler(エングストラー)社はドイツ時計産業の中心地であるSchwarzwald(シュヴァルツヴァルト=黒い森)地方のVillingenで1952年に創業されたクロックメーカーで、特に木製鳩時計に関してはドイツ国内のみならず世界でも5本の指に入ろうかという程の名門です。
※日本では『鳩時計』という呼び方をしますが、海外ではCUCKOO CLOCK(=カッコー時計)という呼び方が一般的です。

こちらの鳩時計はやや小型のタイプで、山小屋のような細かな装飾が特徴です。

ムーブメント(機械)は鳩時計のムーブメントのメーカーとして歴史と信頼を誇るREGULA社製です。
重錘(じゅうすい)式と呼ばれる方式で、木の実を模した重りが下がる力を利用して稼動させます。
重りを一度引き上げると丸一日は稼動しますが、鎖の長さを考慮すると掛ける位置は高さ2m程(あるいはそれ以上)の位置に掛ける必要があります。

時報は毎正時(0分)に時刻の数と毎30分に1回、「コーン」というよく通るチャイムに続いて「ポッポー」と鳩が鳴きます。
(コーン・ポッポー・コーン・ポッポー…という感じです)
鳩の鳴き声音は現代の鳩時計の「電子音」ではなく、昔ながらの紙のふいごで木製の笛を鳴らす方式なので、とても柔らかな心地良い「鳴き声」です。
時打ちの際には中央上の窓から鳥が出てきます。
夜間は本体側面のレバーで時報(時打ち音&鳴き声)を止める事も可能です。

各部に経年による若干の痛みはありますが、目立つような大きな傷や割れ・欠け等は無く、全体的にはとても良い状態だと思います。
本体や装飾部分はプラスチックや合成樹脂製では無く本物の木製なので、経年による良い色艶が出ています。

分解整備済み、葉っぱを模した振り子や重りも付属します。
精度は季節(気温)や重りの位置(動き始めと止まる寸前)でも変わりますが、きちんと調整すれば平均して±0から2-3分以内/日で作動しますので、充分日常的に使用する事が出来ます。

サイズ(本体)/高さ:約21cm 幅:約17.5cm
    奥行:約14.5cm (いずれも最大部)
※振り子下端までの高さ:約37cm
 鎖の長さ:約170cm

価格:0

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