東京電気時計 マツダ電気時計 A-8型 ベークライト製 昭和10年代初期【E063】〔60〕

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    正面

  • 背面

    背面

  • 背面のプレート

    背面のプレート

希少な東京電気時計株式会社の電気式置時計『マツダ電気時計 A-8型』、昭和10年代初期頃に製造された物です。
戦前の東京電気時計株式会社製の電気式の時計です。
同社の交流式電気時計は大正時代末には製造が開始されていましたが、当時は電気の供給が不安定で停電も多かった事もあり、あまり普及していませんでした。
その後、昭和7年春に周波数が関東50サイクル(Hz)/関西60サイクル(Hz)に統一された頃からようやく数が増えだしたようです。

背面の金属製プレート(画像5枚目)には「電氣」「號」「株式會社」等の旧字があり、時代を感じさせます。
東京電気株式会社は昭和14年(1939年)に株式会社芝浦製作所と合併して東京芝浦電気株式会社(後の東芝)になったので、プレートに残る社名からそれ以前に製造されたものと分かります。

本体は当時の流行であったアール・デコを意識したデザインで、ベークライトという樹脂製です。
画像では判りにくいですが、天面の後ろ側に欠けを補修した跡があります。

秒針は1秒毎にコチコチ動くタイプではなく、スーッとスムーズに動くタイプです。

前述の補修跡以外にも各部に細かな傷などの痛みはありますが、全体的な程度としては経年なりの平均的な状態だと思います。
電源コードは安全性の為に現行の物に付け替えましたが、捻りの入った袋打ちコードとポニーキャップ型プラグで当時の雰囲気は残してあります。

清掃と軽整備のみですが現在±1分/日以上の進み・遅れは見られません。
ただし60Hz仕様ですので西日本でのみ使用可能、東日本でご使用される場合は60Hz→50Hzへの変換器が必要になりますので予めご了承下さい。

サイズ/高さ:約18cm 幅:約14cm 奥行:約8.3cm
(いずれも最大部/ツマミ・電源コード含まず)
〔送料/60サイズ〕

価格:0

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