マツダ電気時計 セレクトスイッチ時計 昭和11年頃【E016】

  • 前面

    前面

  • 背面

    背面

  • 切り替えスイッチ

    切り替えスイッチ

  • 背面のプレート

    背面のプレート

  • 当時の広告

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希少なマツダ電気時計(芝浦マツダ工業株式会社)のセレクトスイッチ時計、昭和11年(1936年)頃に製造された物です。
戦前の芝浦マツダ工業株式会社(現・東芝)の電気式の時計です。
背面のプラグに他の家電製品を接続して、指定時間に電源を入れるタイマーとして使用出来ます(※もちろんタイマー機能も稼働します)。
時間の指定は文字盤の周囲に並んだ真鍮製のピンを引き出して指定します。ピンを引き出した位置に短針が来ると電源が入り、およそ15分後に自動的に切れるようになっていますので、例えば「12時から1時」の位置のピンを全て引き出すと「12時から1時15分位まで」電源が入る…という感じです。

前面の下端にある「自/手(自動/手動?)」のスイッチはタイマーの切り替えスイッチです。タイマーを使用する時は「自」の方に、使用しない時(接続された家電をそのまま使用する時)は「手」の方に入れて使用します。

秒針は1秒毎にコチコチ動くタイプではなく、す〜っとスムーズに動くタイプです。

各部に経年に寄る傷はあり、電源コードも後年の物(昭和12年〜33年(1937〜58年)に使われていた古いタイプのナショナルのロゴマークが入っています)に交換されてはいますが、長い時を経た木製のボディの色合いや「セレクトスヰッチ時計」「特許 第三九九一三號」「株式會社」等の旧字の金属製プレート等、とても雰囲気のある時計です。

分解整備済みで現在±1分以上の狂いは見られません。
60Hz使用ですので西日本でのみ使用可能、東日本でご使用される場合は60Hz→50Hzへの変換器が必要になりますので予めご了承下さい。

サイズ/高さ:約17cm 幅:約15cm
    奥行:約9.7cm
(いずれも最大部/ツマミ・電源コード含まず)

価格:0

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